私たちの体内には常に一定量の塩分が存在し、生命維持に不可欠な役割を担っています。
○体を温め、免疫力を高める
○体内の有毒物質の解毒
○胃液・腸液・胆汁などの消化液の原料
○筋肉の収縮作用に必須
○殺菌力(食物の保存性)
○神経の興奮の伝達に関与する
○体液の浸透圧を一定に保ち、水分の代謝や体液のPHを維持する
海水には、ミネラル(無機物)と酵素(有機物)が存在します。それらは私たちが生きて行く上で欠かすことができないものであり、その結晶がお塩です。ですが、海水や塩を煮詰めてしまうと酵素は損なわれてしまいます。酵素は生体が物質を変化させて利用するのに欠かせないものです。それらを損なうことなく作ったお塩こそが私たちの体液ともなる必要不可欠なお塩であると考えています。
海水中には地球上の殆どの元素が存在すると言われていますが、主要ミネラルの塩化ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウムが99%以上を占め、それ以外の微量ミネラルは1%にも満たない量でしか存在しません。それらが全て残っている塩は理想的でありますが、全てが塩の結晶に凝縮されるわけではありません。ミネラルは日々の食生活の中で野菜や魚、肉などからバランスよく摂ることが大事です。
古くから洋の東西を問わず、塩が神聖なものと考え使われて来たように、塩の持つ浄化力や秘めた力を大いに蓄え、様々な場面でその力を発揮してくれます。自然と通じ合う塩に願いを込めて・・・